出演者紹介富田清邦先生 「鶴の巣籠り」にご助演いただく富田清邦先生は、江戸時代から男性盲人が生み育て伝えてきた地歌の芸系を今に伝えるお方です。 その時の運び方や速度、相手の息遣いに反応して、微妙な節回しや手を変幻自在に変えて「生きた古典」として演奏されるのに、いつも感銘を受けておりま...
胡弓独奏 襲木場大輔 作曲 胡弓はこれまで三味線や箏の引き立て役に回ることが多く、僅かに伝えられた胡弓本曲を除き演奏の主役になる機会に恵まれてきませんでした。胡弓がその独自性を保ちながら花開いてゆくためには、伝統手法を活かした胡弓主体の独奏曲が不可欠ですが、その数は圧倒的に不足していま...
三曲合奏 吾妻獅子大坂長堀の平又 作詞 峰崎勾当 作曲 〽昔より、言ひ慣らはせし、東下りのまめ男、慕ふ旅路や松ヶ枝の、(合) 富士の高根に白妙の、(合)花の姿に吉原訛り、君が身に添ふ牡丹に馴れて、 己が富貴の花とのみ、弥猛心も憎からず、(合)...
胡弓本曲 鶴の巣籠り作曲者未詳 前歌 小松景和 作詞作曲 (前弾) 〽朝日射す、遠山の端の松ヶ枝に、群立つ鶴も限りなく、 のどけき春の大空に、心をのべて舞ひ遊び、楽しむ中に自づから、 かたみに思ひ初めつるや、親しきさまに寄り添ひて、陸言交はす友鶴の、(合)...
リサイタル開催にあたって日本で唯一の擦弦楽器、胡弓は、長い歴史を持ちながらも演奏の主役になることは稀です。そんな胡弓に私は着目し、胡弓ひとすじに歩んで参りました。 2020年の「木場大輔 胡弓 ウェブリサイタル」と、2021年の「木場大輔 胡弓の会」では、胡弓独奏および、柳川三味線や二十五絃箏との...
胡弓のご紹介胡弓は簡単に言うと、小さな三味線をふわふわの弓で奏でる楽器です。三味線のようなメロディを笛のような伸びる音で表現でき、雅楽の笙のような重音も出せる魔法のような和楽器、それが胡弓です。 絹の絃と相性ピッタリの緩くたっぷりした馬毛の弓、弓の角度を変える代わりに楽器をぐるりと回転...
【木場大輔 胡弓リサイタル2022】開催のお知らせ日時 2022年10月21日(金) 19:00開演(18:15開場) 会場 紀尾井小ホール (東京都千代田区紀尾井町6-5) 料金 全席指定 前売4,500円(税込) 当日5,000円(税込) ※システム利用料別途 55~330円 チケットお求め...